野焼き
まだ野焼きをしたことがない。目的の草以外に、火を広げてしまわないだろうかと、不安で、まだ一度も野焼きの経験がない。火が広がってて、消防自動車のお出ましを願ったという話をよく耳にしているので、ぶざまな事はしたくないと臆病さがでてしまう。
墓地の大木の松が数本松食い虫にやられて、枯れてしまったので、地元の森林組合の木こり集団が、大がかりな伐採を、この冬に実施した。その伐採した松の丸太を、しばらくの間、寝かせて、殺虫剤で密封して虫を殺してしまうことが必要で、近くの竹藪が選ばれて、竹もかなりの面積で伐採して、空き地が出来た。数日に及ぶ作業の間その空き地で、松の小枝などを焚いて燃やした。くっきりと2箇所のたき火の跡が出来ていた。数日前に、その焼け跡だけに、数本の竹の子が生えているのを発見した。まだ、竹藪に筍が生え始めるには間があるのだが、その焼け跡だけに生えているのだった。何となく野焼きの意味がわかったような気がする。


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